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Yoga & Me

大事なことは、心と身体のバランス。

 プロパフォーマーとしてショーに出演するようになったこと、また、それまでなかったような不調が身体に表れてきたことをきっかけに、自己管理の一貫としてヨガを学び始めました。選手時代から心と身体のバランスが崩れると、何かしら身体に反応が出ていたことにも気付き、毎朝のヨガを通して、自分とのコミュニケーションの時間を大切にするようになりました。特にヨガの呼吸法を取り入れたことにより、不眠症が改善、パフォーマンスの質向上、怪我を事前に予防することができたと実感しています。自分の一番の理解者でありたい。自分の心と身体の声に耳を澄ませる時間を大事にしています。

なんとなくモヤモヤする、スッキリしたい。

 ラスベガスに移住後、「なんとなくモヤモヤする、スッキリしない」と感じると、無性に泳ぎに行きたくなり、公共のプールでアーティスティックスイミング(シンクロ)の基本的な練習を、一人で黙々と行っていました。静かな水の中で逆さまになり、自分のまっすぐなラインを探る作業。心も身体も整っていくのを感じ、いつも練習後には頭の中もスッキリとしていました。この感覚をどうにか一般の方、泳ぐことが苦手な方にもシェアできる方法はないかと探していた中、ヨガクラスでもそれが可能なのではないかと思い始めました。呼吸を通して、身体を動かしながら、自分を内観し、意識を内側へと集中させていく時間。ポーズが上手にできなくてもいい。クラスの前と後で、自分の内側の変化を感じて欲しいと強く願っています。

Mindful Movement Logo

自分との会話、コミュニケーションを楽しむヨガ。

 ヨガのクラスに通うようになってから気が付いたのは、自分が”ポーズの真似をしている”だけに過ぎないこと。自分のポーズが合っているのか、先生やまわりの人をチラチラ見ながら、「合ってるかな?できているかな?」と、意識は常に外を向いていました。

 インストラクターの資格を取ってからは、自分の内なる声に耳を傾けることに、特に意識を置いて日々練習をしています。身体の張りや疲れ、また心の中で不安になっていることが頭を過ぎったりと、日々の自分の変化に、まずは気付いてあげること。感情で善悪を絡わせず、ありのままを受け入れること。呼吸を繰り返すことによって、不快に感じるところにも、気持ちの良い風と流れを循環させてあげること。

 なかなか意識を内側に集中させるのが難しかった生徒さんも、数回目のクラスでは自分を感じることに集中できるようになります。ヨガの練習をしている瞬間だけではなく、日々の生活でも自分の声に耳を傾けられるような習慣が、自然に身に付いていくようになります。

元日本代表、現役パフォーマーであることの強み

 もともと関節が緩く、アーティスティックスイミング(シンクロ、以下AS)選手時代から、怪我が絶えませんでした。色んな先生に身体を診てもらう中で学んだことも多く、身体のアライメントや力が働いている矢印の方向が見えるようになりました。選手を引退後、2カ月間だけシンガポールのAS選手を指導させて頂いた時も、ヨガの指導をさせて頂くようになってからも、その目と感覚をいかせているように感じています。激しいスポーツでは身体を酷使する為、怪我を予防することはとても難しいですが、ヨガは正しく行っていれば、怪我をすることはありません。正しいアライメントで、ポーズを深めていくことで、無理なく、自分が本来持っている強さとしなやかさを引き出して行きます。

 また、シルクに入ってから、エアリアル種目の練習を始めたこともあり、全米ヨガアライアンスRYT200を取得後、インターナショナルエアリアルヨガの資格を取得。続いて、全米ヨガアライアンスPRYT85(産前産後ヨガ)の資格を取得し、表現者としてだけではなく、一人の女性として、普段の生活、衣食住を楽しみ、心も身体も満たされている幸せの波紋が、少しずつ広がっていくのを感じています。

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Misa Sugiyama